黙っていても朝がくる

好きなモノにかこまれて生きていきたい。そんなアラサーが身の丈にあったかっこいい人生を夢見て、コーヒーとか音楽とか、あれこれ好きなものについて語っているブログ。

美味しいコーヒーを淹れるには味から逆算する

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早いものでコーヒーを習い始めてもうすぐ半年が経つ。早い、半年早い。
ぼくは半年コースに通っているので9月一杯で終わってしまうんだけど、ここにきて少しずつ、ようやく、やっと掴めたことがあった。料理する人とか、なにかを作る人にとっても共通してることだと思う。

美味しいコーヒーの淹れ方はない?

おいしいコーヒーを淹れられるようになりたいな、って思ったときにまず考えるのって「粉量はどれくらか」とか「蒸らしの時間は何秒か」とか「お湯を注ぎ方はクルクルやるのか、その大きさは五百円くらいか」とか方法論についてだと思う。実際ぼくも先生にそういうことを聞いてたし、美味しくコーヒーを淹れられる人がやってる黄金のメソッドがあるのだと考えてた。けれども、そういう「美味しいコーヒーってどうやったら淹れられますか?」という意図の質問を先生にするとアドバイスはいただけるんだけど、どうもいつも「こうすれば美味しくなります!」っていうクリティカルな回答が返ってこない。大概前置きにあるのは「豆によるけど〜」とか「人によって違うけど〜」という言葉だ。

むむむ。それはわかるよ、わかるんだけど、それでもバチコンッと美味しくなる"やり方"があるんですよね?それを教えてください!それを身につけてぼくも"美味しい"コーヒーを淹れられるようになりたいんです!…と鼻息を荒くするんだけど、結局わからず仕舞いだった。

味から逆算する

なぜ先生がコーヒー抽出の奥義(笑)を教えてくれないのか。答えは簡単だった。そんなの無いからだ。コーヒーを美味しく淹れる決まったやり方なんて、無いからだ。

そもそも超当たり前だけど美味しいコーヒーなんて人それぞれで、昔ながらの喫茶店みたいな濃ゆくガツンとくる味が好きな人もいれば、薄々の浅浅の酸っぱい味が好きな人もいる。美味しいの基準がまるでバラバラ。当然バラバラな嗜好の人たちをまとめて唸らせる味のコーヒー淹れ方なんてものはないってことだ。

じゃあどうすれば?
そもそも美味しいコーヒーって何だ?
おいしくないコーヒーってどんな味だ?
美味しいかどうかは誰が決めるんだ?
わーーーー。

そこで半年かけて気づいたことなんだけど、根本の考え方が逆なんだよね。

もの丁寧に書くと、
「こういう淹れ方をすればコーヒーが美味しくなります」ではなく、
私は○○な味を出したい(or美味しいと考えてる)から、こういう淹れ方をする」っていう考え方が正しいっぽい。

まず先に味を決めてそこから逆算して淹れ方を考えるのだ。ドリッパーから滴る液体がどうなっててほしいかありきで、具体的に粉量とかメッシュとか湯温とかを決めていくみたい。

意外とこれを意識できるようになるのに時間がかかった。
理由は2つあって、
「美味しいコーヒー、自分の淹れたいコーヒーが自分でもわからない」のと、
淹れ方を変えたらどう味が変わるのかがわからなかった」からだと思う。
漠然とした"美味しいコーヒー"という蜃気楼のようなゴールはあるんだけど、明確じゃないからそこにむかって最短距離で走っていけないわけ。けど淹れたコーヒーは美味しくしたい、という思いはあるので「蒸らしは◯秒」とか方法論に頼るんだけど、実際はそのやり方がゴールにちゃんと向かっているかわからないまま当てずっぽうの淹れ方になっちゃってたのだ。

ゴールの決め方

 じゃあゴールである美味しい(淹れたい)味って、どうやって決めるのってところなんだけど、そこはもう自分の引き出しの多さに尽きると思う。美味しいコーヒーを飲むしかない。
浅い〜深い、酸っぱい〜苦い、いろんな味のコーヒーを飲んでいくうちにだんだんと自分の好みとか、これが美味しいコーヒーなんだーっていうのがわかってくるので、次は再現できるように実験と検証を繰り返すだけだ。
ぼく自身どんな味が好きなのか自分でもわからなかった。けど最近あるお店で飲んだコーヒーが「お、おいしいいい!これ好きー」とビビっとくることがあり、やっとこさ自分の好みを知ることができた。(コーヒーの勉強しておいて、自分がどんなコーヒーが好きな知らなかったというのも不思議だけど)

 

「ゴールから逆算して行動する」って割となんにでも共通することで、仕事でもスポーツでも料理でも上達するのが早い人ってこの感覚が身についてるんだと思う。
ぼくは頭に思い立ったことをまず闇雲に始めちゃうところがあり、その所為で何事も手戻りが多かったりするんだけど、いまの段階でこの逆算の大切さに気づけてよかったな。
コーヒー、実におもしろい。