早いものでコーヒーを習い始めてもうすぐ半年が経つ。早い、
ぼくは半年コースに通っているので9月一杯で終わってしまうんだ
美味しいコーヒーの淹れ方はない?
おいしいコーヒーを淹れられるようになりたいな、
むむむ。それはわかるよ、わかるんだけど、
味から逆算する
なぜ先生がコーヒー抽出の奥義(笑)を教えてくれないのか。
そもそも超当たり前だけど美味しいコーヒーなんて人それぞれで、
じゃあどうすれば?
そもそも美味しいコーヒーって何だ?
おいしくないコーヒーってどんな味だ?
美味しいかどうかは誰が決めるんだ?
わーーーー。
そこで半年かけて気づいたことなんだけど、根本の考え方が逆なんだよね。
もの丁寧に書くと、
「こういう淹れ方をすればコーヒーが美味しくなります」
「私は○○な味を出したい(or美味しいと考えてる)から、
まず先に味を決めてそこから逆算して淹れ方を考えるのだ。
意外とこれを意識できるようになるのに時間がかかった。
理由は2つあって、
「美味しいコーヒー、自分の淹れたいコーヒーが自分でもわからない」のと、
「
漠然とした"美味しいコーヒー"という蜃気楼のようなゴールはあるんだけど、明確じゃないからそこにむかって最短距離で走っていけないわけ。けど淹れたコーヒーは美味しくしたい、という思いはあるので「蒸らしは◯秒」とか方法論に頼るんだけど、実際はそのやり方がゴールにちゃんと向かっているかわからないまま当てずっぽうの淹れ方になっちゃってたのだ。
ゴールの決め方
じゃあゴールである美味しい(淹れたい)味って、どうやって決めるのってところなんだけど、そこはもう自分の引き出しの多さに尽きると思う。美味しいコーヒーを飲むしかない。
浅い〜深い、酸っぱい〜苦い、いろんな味のコーヒーを飲んでいくうちにだんだんと自分の好みとか、これが美味しいコーヒーなんだーっていうのがわかってくるので、次は再現できるように実験と検証を繰り返すだけだ。
ぼく自身どんな味が好きなのか自分でもわからなかった。けど最近あるお店で飲んだコーヒーが「お、おいしいいい!これ好きー」とビビっとくることがあり、やっとこさ自分の好みを知ることができた。(コーヒーの勉強しておいて、自分がどんなコーヒーが好きな知らなかったというのも不思議だけど)
「ゴールから逆算して行動する」って割となんにでも共通することで、仕事でもスポーツでも料理でも上達するのが早い人ってこの感覚が身についてるんだと思う。
ぼくは頭に思い立ったことをまず闇雲に始めちゃうところがあり、その所為で何事も手戻りが多かったりするんだけど、いまの段階でこの逆算の大切さに気づけてよかったな。
コーヒー、実におもしろい。