黙っていても朝がくる

アラサーがコーヒーとか音楽とか、あれこれ語っている雑記ブログ。ずっと好きなものに囲まれてたい。

最高の人生の見つけ方を考える

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昨日ふと思うことがあって表題の映画をTSUTAYAで借りてきた。
『最高の人生の見つけ方』
その名の通り、ぼくは最高の人生を見つけたい。最高の人生を生きて死にたい。
今は最高の人生を生きられているのかというと、断言する。生きられていない。気がする。
そう、気がするんだけど、最高にな人生を生きられているか生きられていないかって、どうやったら知り得るんだ。

最高の人生ってなんだ

そもそも『最高の人生』ってなんだ。当然「チョメチョメの状態になったら、あなたそれは最高です」というのは個人差があるので無いだろう。じゃあぼくにとっての『最高の人生』を考えてみる。パッと思いついたのは、
【なりたい自分になって生きていること】
かもしれない。
【なりたい自分】ってその時々で違うんだけど、過去を振り返ってみると【なりたい自分】になれている瞬間って確かに活き活きと生きられてるよなって思う。


例えば、高校生の頃は文化祭のステージでみんなの前でライブができたらカッコイイな、って思っててそれが実現した時は確かに活き活きしてた。帰宅部で学校にそんなにコミットしてる方じゃなかったけど、友だちと練習して、一応出場するためのオーディションにも受かって、当日バンドでライブした、っていう時期は確かに心が満たされてた。

大学生の時もサークルとかには入っていなかったので(正確にはすぐ辞めた)、このままだとマズい(学生時代の思い出的に)と思い一人でもできることを考え、旅に出ることにした。もともと旅行をすることは好きだったんだけど、大学1年の夏に友だちとカンボジアとタイに行ったことがキッカケになった。格安の超テキトーなツアーだったんだけど、その時にはじめてバックパッカーの人たちを目の当たりにした。自分たちはコロコロバッグを牽いてるところを、バックパック一つ背負ってTシャツ・ビーサンでその身一つで気ままに旅をしてる姿がとてもカッコよく見えた。ぼくもカッコよくなりたかった。入学して思ってた以上に人見知りが激しいことに気づき、アコガレてたウェイウェイ大学生にはなれないと早々に挫折し、何の取り柄もないバイトしかしてない自分を卒業したかった。人見知りでも、一人でもなれるカッコイイ自分になりたくて、ぼくは一人旅をはじめた。

社会人になるときも、ぼくはクリエイターとかものづくりしてる人にアコガレがあった。自分の関わった商品が世に出て、色んな人に使われて、評価されたかった。「これおれが作ったんだぜ」の一言が言いたかった。けどデザインや商品企画といった専門知識を何一つもっていなかった。でもなりたい自分像だけはあった。そんななか文系出身でも商品の企画・開発に携われるっていう会社を見つけ、ここしかないっと思い応募して某メーカーに入ることが出来た。(普通順序が逆なんだけどね)一筋の希望を見つけたぼくはその企業の選考もがんばれたし、内定もらったときはちょっと運命めいたことも感じたし、入社したときはやってやる!と希望を胸に秘め鼻息を荒くしたものだった。なんかその時は仕事に対しても前向きだったし、生きる活力があったと思う。結果的に間接的には商品開発に関わることが出来たのだが、営業部隊に配属になり商品開発をメインの仕事にはできず、まあその後も色々あって辞めてしまったんだけど。

死ぬ前に思いたいこと

思い返してみると、充実して生きられているときって【なりたい自分】にすこしなれてる時だってわかる。
じゃあ今は【なりたい自分】になれてるかっていうと、疑問符が7千個くらいあるかも。
いまから死ぬときのことを考えるのはさびしいところだけど、やっぱりその時が来たときに「ああいい人生だったな」って言えるものにしたい。
ぼくは後悔することがあると忘れずに結構グチグチと覚えてるから、死ぬときにも後悔があると成仏できずに化けて出るタイプだと思う。
じゃあどうすればいいかって答えは至極簡単でシンプルで、やりたいようにやれよ、って話だ。

まあまあまあ

ぼくもネットが好きなので起業したり夢叶えたりやりたいことやってる人のブログをよく読むんだけど、
「いつ死ぬかわからいないんだけど今すぐやれ!」
「考えてる暇があるほど時間はない!」
「いつかやるって奴はだいたいやらない!」
っていうパワフルワードはみんな言うし、実際そうなんだと思う。攻殻機動隊で少佐も「世の中に不満があるなら自分を変えろ」って言ってたし。
わかってんだよ、わかってるんだけど…。みんな気持ちが強いよなって思う。
最高の人生の見つけるにはぼくももっとハートが強くならないとな。
結局、最高の人生の見つける旅はまだまだ終わらないようだ。


少し寒くなってきて、今日のブログはちょっとおセンチな内容でした。