先週末の9/23,24はTOKYO COFFEE FESTIVAL 2017 Autumnが開催されました。
ぼくは23日のみの参加だったんだけど、簡単に現地の様子をお知らせしたいと思います。(今回あまり写真を撮っておらず…)
今回で丸2年目のTOKYO COFFEE FESTIVAL
今回で8回目を数えるTCF。
出展者数は2日間で約50店舗。全国各地のコーヒーロースター・ショップを始め、海外からの参加もありました。
システムは特にこれまでと変わらず、参加費を払えば各ブースのコーヒーを飲み比べできます。
前回より参加費の中に試飲用のミニマグカップが含まれるようになりました。お土産にもなっていいですね。
【過去の参加記事はこちら】
TOKYO COFFEE FESTIVAL 2016 winterに行ってきたぞ - 黙っていても朝がくる
TOKYO COFFEE FESTIVAL 2017 Springに行ってきたぞ - 黙っていても朝がくる
注目コンテンツ
初のエスプレッソブース
今回初の試みで導入されたのが、エスプレッソブース!
いままでは各ブースでハンドドリップで淹れられたコーヒーを飲み比べることができたのですが、今回エスプレッソマシンが導入され、数量限定で、時間帯ごとに出展コーヒーショップのバリスタがエスプレッソをサーブしてくれるというもの。
※そもそもエスプレッソとは
エスプレッソ(espresso)は、元は、深煎りで微細に挽いたコーヒー豆を充填したフィルターに、沸騰水を加圧状態で濾すことで抽出されたコーヒーのことである。普通のコーヒーカップの半分ほどの大きさのカップで供されるため、デミタスとも呼ばれる。demiは半分、tasseはカップの意である。
小さいカップで、クイッとやるやつですね。
エスプレッソは欧米に比べてぼくたち日本人にはあまり馴染みがなく、お店で注文することも少ないと思います。それにエスプレッソって、濃厚で苦くて喉がウッてなるイメージありませんか。はい、ぼくはありました。
けれども、エスプレッソもドリップコーヒーと同じで、豆や抽出の仕方によって実は味が全然違うんですよね。あとマシンでボタンをポチーだからハンドドリップより簡単なんでしょ?と思われたりしますが、豆の挽き目、タンピングの強さ(なんか器の中の粉をクイクイッと押し込むザ・バリスタな作業ですね)、抽出の時間と量によって、だいぶ味が変わってくるかなり奥の深い世界なのです。バリスタの腕の見せどころですね。
ともあれそんなゴタクはよくて、今回エスプレッソがラインナップされたことで、今までエスプレッソにあまり馴染みのなかった人たちにアプローチできるという意味でとてと画期的だったと思います!
今回土曜、日曜の両日出展し、土曜日のエスプレッソブースも担当した奈良のコーヒー屋のロクメイコーヒーさんはこちらで通販もできるみたいですので、ぜひ!
ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ決勝
土曜日にはTCF内でジャパンエアロプレスチャンピオンシップの決勝が行われました。
【参考記事】
これはシンプルに、エアロプレスを用いて誰が一番美味しいコーヒーを淹れられるか!を決める全国大会です。これまでに全国で予選が行われ、決勝がTCFにて行われました。
※エアロプレスとは
コーヒーの粉はチャンバーと呼ばれる筒の中で10〜50秒間お湯に浸され(この時間は挽目の粗さやコーヒーの濃さによって異なる)、その後プランジャーと呼ばれるピストンで圧力をかけられ、フィルターを通り抜けて抽出される。
出典:エアロプレス - Wikipedia
あいにくぼくは見ることができなかったのですが、ウワサによるとかなり盛り上がったようです。
エアロプレスだけでなく、実はコーヒーに関する競技っていくつかあります。中にはエスプレッソマシンが必要だったり、ただコーヒーを抽出するだけでなく審査員にプレゼンをしながらオペレーションを行うなど、なかなか挑戦するとなるとハードルの高い競技もあるなか、エアロプレスはシンプルに抽出されたカップで勝負!というストイックさでぼくは好きです。
エアロプレスは器具さえあれば自宅でも気軽に淹れられるので結構おすすめです。
他にも楽しいことたくさん
ほかにもコーヒーのお供にHIGUMA Doughnutsさんがその場でドーナツを揚げていたり、チョコレート屋のMinimalさんによるチョコバナナ(結構早くに完売してたような)があったり、広場では毎度定番の音楽ライブが催されたりと、相変わらず楽しいコンテンツ盛りだくさんのTOKYO COFFEE FESTIVALでした。
さいごに
今回気候も涼しかったので、前回の6月のクソ暑かったSummerに比べて、やはりお客さんの数も多かったように思います。
これからますますコーヒーの美味しくなるシーズンの到来ってことですね!