黙っていても朝がくる

アラサーがコーヒーとか音楽とか、あれこれ語っている雑記ブログ。ずっと好きなものに囲まれてたい。

コーヒー×カルチャー=生き様

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久しぶりに「ああーいいなー」としみじみポジティブな感情を抱いたお店に出会った。

 珈琲の街清澄白河

先週「最近清澄白河がおしゃれでアツい」みたいなことを見聞きしたので、清澄白河に行ってみた。清澄白河といえば清澄庭園とBlue Bottle Coffeeくらいしか知らなかったんだけど、ぶらぶら歩いてると小洒落たお店が多いことに驚いた。

 

そんなおしゃれタウン清澄白河で茶でもシバこうとカフェを探してる時に出会ったのが、ARiSE COFFEE ROASTERSっていう、カフェというかコーヒースタンドだった。小さな店頭に結構人がいたので、とりあえず入ってみたんだけど、うんヤラれた。

 ARiSE COFFEE ROASTERS

壁にはスケートのデッキとSepulturaのアルバム『Arise』のポスター。(店名の由来はここからきてるとのこと)

棚にはどこの国のものかわからぬ置物や、メタル、アニメグッズ。カウンターの中にはあごヒゲを生やしたショートドレッドのマスター。店内にはユルくダブが流れてる。
もうそれだけでぼくには十分だった。マスターの「好き」が詰まった香ばしい空間にヤラれた。

 かっこよく生きるということ

「かっこよさ」にもいろいろあると思うんだけど、ぼくの思う「かっこよさ」がそこにはあった。作られた「かっこよさ」じゃなくて、自然と滲み出る「かっこよさ」。
例えるなら、アメリカ西海岸の床屋のような。タトゥーが入りまくったオーナーが、海辺の店で理髪してるだけで、もう絵になる的な。バンドマンが来てるTシャツとジーパンもステージ上ではかっこよく見えるみたいな。

その「佇まい」自体をかっこいいと呼ぶ。

それってただ趣味の空間を作ってていいなっていうんじゃなくて、そのマスターが淹れるコーヒーを求めて多くの人が来てるところに、また仕事人としてのかっこよさを感じた。実際コーヒーもおいしかったし、マスターの人柄も魅力的で、常連がつくのも頷ける。

コーヒー×スケート×メタル×アキバ=ACR。

 

ARiSE COFFEE ROASTERSさんに行ってから、珍しく自分のなかでずっとモヤモヤしてる。
自分のライフスタイルを、カルチャーを仕事に昇華してる生き方の人を、実際に目の当たりにしたからだと思う。

ぼくはきっとそんな生き方に憧れていたんだ。