黙っていても朝がくる

アラサーがコーヒーとか音楽とか、あれこれ語っている雑記ブログ。ずっと好きなものに囲まれてたい。

はじめてのおきなわ

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はじめてのおきなわ

昨日、仕事の出張で生まれて初めて沖縄に行ってきた。

 

北は北海道、南は九州までは行ったことがあるが、日本列島で唯一行ってことがないのが沖縄だった。

高校の修学旅行に沖縄か北海道に行く学校はよく聞くが、ぼくの高校の修学旅行はまさかのそのちょい手前の長崎。もちろん長崎も良かったんだけど、どうせなら沖縄までいけばGTOの修学旅行編よろしく楽しいイベントが待ってたのかな、と肩を落としたものだった。

今は沖縄よりも台湾・韓国に行く方が旅費も安いようなご時世になったこともあり、ケチなぼくは自然と沖縄から足が遠退いていた。

だが、ここにきてまさかの沖縄出張。旅費は全部会社持ち。今の会社に入って初めて社長に感謝した。ありがとう社長。(けど日帰りはさすがになしだよな!)

そんなこんなで沖縄に初めて降り立った感想は、うん、暖かい。タラップを降りたらそこはもう南国だった。
到着ゲートに書かれためんそ〜れの文字が眩しい。

おきなわのたべもの

仕事まで少し時間があったので、モノレールに乗ってとりあえず名前は聞いたことのある国際通りに向かった。ゆいレールの窓から見える景色は白い建物が多いように感じられて、頭というのは単純なもので海沿いの街→白い建物→ギリシャのエーゲ海!みたいなめでたい脳内補正がゴリゴリ行われ、まるで異国にでも来たような気分になった。

実際、日本なんだけど、どこか日本じゃないような気がした。(政治的な深い意味合いはないです)

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恥ずかしながら、実は沖縄料理ってそんなに美味しいもんじゃないと思ってた。というのも、前職の会社近くに沖縄料理屋がたまにランチに使ってたんだけど、そこがそんなに美味しくなかったからだ。(ソーキそばとか味がしなかったので、いつも唐揚定食食べてた)
けどせっかくなら美味しい沖縄料理を食べたいと思ってググって目星をつけて来たのがこちら。

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控えめに言って、めちゃくそおいしかった。どらえもんそばっていう、てびち・三枚肉・ソーキっていう3種の豚肉が食べれるそばを注文した。

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どれもトロトロで柔らかく、牛鶏豚で豚が一番好きなぼくにはたまらなかった。
なによりスープが優しくおいしい。風邪ひいたときにずっと飲んでいたいくらいおいしい。思わず最後まですすってしまい、同時に沖縄料理を美味しくないと思ってた自分を恥じた。

お店のお母さんも優しくて、もし沖縄に行くことがあったらまた行きたい。

 おきなわの風景

その後バスに乗って仕事へ。電車(列車)もいいけど、バスも好きだ。外の景色を楽しみつつ、本当に目的地に行くのか?運賃の支払いがスムーズにできるか?とかハラハラしながら乗る感じとか。国際通りからバスで40分程のところに今日の仕事の目的である琉球大学はあった。
とにかく広い。のどか。敷地内に川が流れていて、橋がかかっている。

琉球大学

自然に囲まれたそのキャンパスでの学生生活はどんなだろうか。敷地内に寮もあり、そこでは学生同士どんな話をしてるのか、そんなことに思いを馳せてしまった。(良くも悪くも都会で育ったぼくは、ある種の地方大学アコガレがある。)

おきなわのいま

ぼくの目にはそこにいる学生たちはとても豊かそうに見えたけど、実際はどうなんだろう。

沖縄=キレイな海!リゾート!

沖縄=のんびり!スローライフ!

沖縄=料理・泡盛おいしい!おばあ優しい!

こういう一面も沖縄の姿だと思う。

同時に、前の戦争では凄惨な戦地となり、終戦後も基地や在日米軍による犯罪をはじめとする社会問題を抱えているのも沖縄なんだよなあ。自分と同世代や、もっと若い人たちがどういう風に考えているのわからないけど。

帰りの空港行きのバスに乗りそんなことを思いながら、ぼくの初の沖縄に滞在は終わった。東京に帰ったら、おいしい沖縄料理が食べられるところ探してみよう。