ぼくが本格的に音楽にハマり始めたのは中学生のときからだったけど、そのときから自分だけのオリジナルアルバムを作るのが好きだった。(当時はMDだった!!)
MDにコンポで一曲づつ手打ちで曲名を入れたり、曲順を考えたり、高校生になってiPodとiTunesという文明の利器を手に入れてからは書き出し先はCD-Rになり、自分でペイントを駆使してジャケットを作ったりして結構凝ってた。
すっげえダサいワードアートでアルバム名とかトラックリスト載せたりして。懐かしい〜恥ずかし〜。
作るのは基本的には自分用だったんだけど、たまに誰かに頼まれることがあって、気合入れて作ってたこともあったと思う。
今でも(自宅DJではあるが)自分で曲を選んでDJをするのが好きなのは、そうしたルーツがあるからかもしれない。
どこかの誰かのために曲を選ぼう
そんな感じで、ぼくはその場の雰囲気とか誰かのために曲を選ぶのが好きという嗜好があるので、ブログでもその片鱗を見せていきたい。
なんなら、まことしやかに押し付けていきたいと思う。
ただただ、ぼくの好きな曲、いい曲を選ぶだけではおもしろくないので、テーマに沿ってセレクトしていきたい。やっぱり気分と音楽って二人三脚だと思うので。
そして今回のテーマは幸先よく、「ちょっと泣きたいときに聴く曲」である。
いきなりポジティブなテーマからいかないところが、実にぼくらしいと思う。
ちょっと泣きたいときに聴く曲
ぼくが個人的に「あ、ちょっと泣きたいな」という気分になったときに聴きたくなる。ちょっと泣きたい、というその微妙な機微を感じ取ってほしい。
※ちなみにぼくはオールラウンド系音楽好きではないので、ジャンル・曲調の好みに偏りがあるのはどうぞご容赦。
I DO - Ilaria Graziano
曲調、歌声すべてが心に染み渡る。
アニメ攻殻機動隊のサントラの一曲だが、とてもあなどれない。
詞がイタリア語っていう聴きなれないのがまた良い味になってる。
Man In The Mirror - Michael Jackson
michael jackson man in the mirror music video
MJといえば名曲はたくさんあるんだけど、その中でもこれはおセンチな雰囲気があって好き。たしか初めて聴いたのはMTVかなんかで流れてたときだ。
なんか無垢というか、純粋な心に逆に泣きたくなる。
エアリスのテーマ - 植松伸夫
Final Fantasy 7 Music - Aerith's Theme
でました。ぼくと同じくらいの世代の人には刺さると思う。刺さりすぎて血が出る。
ぼくが初めて買ったアルバムというのがFF7のサントラだったんだけど、部屋で一人CDラジカセから流れるこの曲を聴き、例のあのシーンを思い出して涙したことは忘れない。
ありがとう、エアリス。
mystline - Nujabes
Nujabes- Mystline [Full Version]
サムライチャンプルーというアニメのサントラに収録された一曲だけど、作っているのはヒップホッププロデューサー。ヒップホップというとYO!YO!なバイブスだけかと思いきや、そんなことはないのだ。これもヒップホップ、あれもヒップホップ。
ああ、ピアノが染み入るなあ。
Begin By Letting Go (Original Mix) - Etherwood
Etherwood - Begin By Letting Go - Official Video
ドラムンベース。
そう、ドラムンベースなんだけど、奏でてる音とか歌声が、すべて優しい。心のささくれを撫でるよう。Etherwoodのこのアルバムはマジでいいので、ぜひ買ってしんみりしたい時、落ち着きたいときに聴いてほしい。雨の日に家でボーっとしながら聴いてると、それはそれはデトックスされる感じがする。
以上、ああ、聴いているとしんみりしてくるなあ。
次はどんなテーマにしようかな。
というかこれ、続くのかな。