どうも金マンことYuzzです。
最近お金のことばっかり考えているので、金マン。
というのも、ここ最近立て続けにお金についての本を読んだので、頭が金マンになっている。
読んだ本というのは以下の3冊。
いずれも、大金を得るための成功法、とか、楽してお金を稼ぐ方法、といったハウツー本ではない。生きる以上、切っても切り離せないお金との付き合い方について書いてある本だ。それを3冊分読んだのでひとまず頭が金マンになってる。
面白いことに、この3冊には共通することが書いてあって、どれも言われればそうだな、と思うことなんだけど、おもしろかったのでちょっとまとめてみたい。
目次
ぼくたちはお金についてよく知らない
まず、ぼくたちは思っている以上にお金についてよく知らない。
お金は「なんとなくそこにあるもの」「あって当たり前のもの」みたいな感覚で生きてきちゃってるところがあるけど、そうじゃなくてちゃんとお金と向き合ってみるといろいろ見えてくるよ、っていうのがまず共通して書かれていた。
お金について学ぶ機会がない
そもそも、学校やなんかでお金についてちゃんと習ったことってないかもしれない。
歴史や政治経済なんかの授業で貨幣経済については勉強したけど、お金の稼ぎ方、使い方、貯め方といった生活に即したお金との付き合い方って教わった覚えがないよなあ。
今だと"年金を払い続けるのと貯蓄するのだとどちらが有利か"とか、"この歳で保険に入るならどんな保険がいいのか"、ってわからないままふっつーに生きてたりする。
そんなもん誰かに教わるもんじゃないだろ!と言われちゃうかもしれないけど、意外とみんなあんまり考えてなかったりするんじゃないかな。(え、そんなことない?)
かくいうぼくなんてアラサーにもなるまで、お金についてなーんにも考えずに生きてきたなって思う。
お金を知ることは世の中を知ること
上にでてきた疑問の回答って、これっ!というの実はなくて、というのもその時代によって変わってくるものだから。当たり前に思えて、意外とその辺無視して昔(特にバブルの頃ね)の感覚で考えちゃってることは往々にしてある。
「若者の◯◯離れ!」とか、「マイカー・マイホームを持つのは当たり前!」とか。
時代によってお金の扱われ方も変わるので、正しい(=無理のない・損しない)お金の使い方って世の中を知ることでわかるものだから、そのためにも世の中の動向を意識するのって大事なんだな、と。なるほど。
お金は汚いものじゃない
ぼくが今回お金についてツラツラと書いてることに対して、「こいつ金金言ってイヤラシイな〜。さすが金マン!」って思った人もいるかもしれない。
むむむ、ホントにそうなのか。
2つめの共通点は、お金のそのものの捉え方についてだ。
お金を卑しいもの、ネガティブなイメージでみるのって意味なくない?それよりもお金についてちゃんと知って、上手に付き合っていく方が良いんじゃないのーというもの。
確かにぼくたちはお金に対して無駄に遠慮がちというか、距離を置こうとするとこ、あるかも。
お金を稼ぐことは卑しい?
「お金をたくさん稼ぐ」とか「お金について大きな声で話す」のを卑しいと考える人は多い。
たしかにホリエモンみたいにバババッと瞬く間にメイクマネーして時代の寵児になっちゃうと、やれ成金とか金の亡者とか呼ばれる。
でも、お金がある人を羨ましいなあって思ったり、普段から仕事をがんばって給料を上げよう、稼ごうって思うのは割と普通なのに、いざ実際に大金を手にすると卑しいとか、がめついって言われるの確かに結構不思議だ。
清貧という価値観
その根本には日本人が美徳とする清貧っていう考え方がある。清く、貧しいことが美しく良い、と。
確かにぼくも、何か理念を成就するためには、まずは贅沢せず、自分の身を削って〜とか考えちゃうけど、別に豊かな状態で理念を求めてもいいよなあ。そもそもその貧しさって必要だっけ?
大金を得る人はそれなりの努力をした人
それに楽してお金を稼ぐことはできないし、大金を手にする人っていうのは(宝くじに当たったとか犯罪によって得たもの以外は)それなりに努力した人であることが多い。
スポーツやなんかで優秀な成績を残したことの対価としてお金を得るのは良いのに、ビジネスの努力の対価としてお金を稼ぐとなんか汚いことしてるような扱いになるの、よくよく考えるとあんまり納得感ないよなあ。
実はそれって明確な理由はなくて、清貧とかお金は汚いっていう昔ながらのイメージがそのまま来ちゃってるだけなのかも。
投資をすることの大切さ
最後が、投資することの大切さ。
株とかFXとかやってマネーゲームで勝とうぜガハハ〜っていうことではない。
何かリターンを得る方法として、投資する(誰かにお金を託す)っていう選択肢をもっと活用したほうがいいよ、っていう話。お金に働いてもらう。
日本人は現金(預金)が好き
ぼくも投資って聞くと自分とは縁遠いことのように思えた。小綺麗な格好して、昼間から銀行の前のモニターのなんかの数値を見に来てる資産家のじいさんばあさんがやるものっていうイメージ。もしくはめちゃめちゃ頭のいい人が、モニターに食らいついて鼻息荒く取引してるとか。(偏りすぎか)
けどあながちぼくの感覚は間違ってないと思ってて、実際に金融商材に投資してる人の割合って、他国に比べて超少ないらしい。
同じお金を持つといっても、投資信託として資産を持つより銀行にお金を溜め込むほうが好き、つまりは現金が好きなのが日本人なんだと。
リスクをとって投資し、リターンを得る
とはいえ、投資ってリスクが伴うものだからビビるじゃん。そりゃ考えなしに突っ込むのはギャンブルなので、自分の資産の無理のない範囲で投資信託なりするのがいいと。
投資信託もいろいろ調べてみると、
1番の優良投資先は自分
じゃあなにが一番儲かる可能性のある商品・銘柄かっていうと、ズバリ自分。
金融商材に投資してもすぐには増えないし(FXみたいに短いスパンで結果がでるのもあるけど)、利益だってせいぜい数%ずつでそドッカンドッカン上がったりしない。
ところがどっこい、自分という商材はそこに無限の可能性がある。
意識高い話に聞こえるけど、例えば数百円の本を読んで、仕事がんばろう!と思って、それが後の昇給にもつながったとしたら、超投資効率がいいよね、的な話。そりゃそうだ〜。
(余談だが、ぼくが高校生の時に知り合った当時専門学生のおにいさんが「音楽と音には金を惜しむな」と教えられたの、今でも覚えてる。)
さいごに
「お金の付き合い方がわかれば、お金に不安がなくなる」とも書いてあったが、流石にそれはなかなか難しいなあとも思った。そりゃ不安がなくなればいいけど、その景色を見るには色々と突き抜けなきゃダメそう。
一方で、「一度の人生なので、ケチケチしすぎてもダメ。お金は楽しく使うべし」というのは、真理だなーと思ったり。
お金、一生付き合うなら仲良くならないとな。
↓どれも読みやすく良書なので、ぜひぜひ。