自分のことを一番わかってあげられるのは、やっぱり自分しかいない。
今回は、自分自身のメンタルの調子を計る方法を知っているのは大事だなっていうはなしです。
自分のことをどうやって知るか
自分のことでも、身体(肉体)の調子を知るためのバロメーターはいろいろある。
体調が悪いと、咳や鼻水が出たり、頭痛がしたり、蕁麻疹が出たり。「身体が限界だよ〜」と、言葉の通り身を以て知らせてくれるからわかりやすい。
けれどもメンタルってどうだろう。精神衛生ってやつですね。
メンタルと言うと漠然としてるので、ストレスと言い換えてもいいかもしれない。ストレスで自分にどれくらい負荷がかかっているかを知るにはどうしたらいいんだろう。
メンタルの調子やストレスが原因で身体に不調が出るっていうのもある。けど、それはもう割と行くところまでいっちゃってる状態というか、病院事案で然るべき処置が必要なレベルですよね。
そこまでじゃなくて、そうなる前の、今自分に負荷がかかってる状態でこのままいくと良くなさそうだな、気をつけなきゃだなのフェーズを知ることは結構大事かなと。
①ストレスを感じる
↓
②ストレスが蓄積されてメンタルがツラい ⇐ココを知る!
↓
③ツラすぎて身体に不調が出る
↓
④心が折れる
ぼくの場合
ぼくも仕事でとてもメンタルヘルスがツラい時があった。原因は主に人間関係だった。
それまであまり人間関係で悩んだことがなかっただけに、うまく自分の中で処理できず、その得体の知れないストレスにどんどん擦り切れていったのを覚えてる。
朝会社にいく準備すること、電車に乗って通勤することがとてもつらかった。
幸い、④自分の心が折れてしまう ところまではいかずに済んだけど(③でとどまった)、今思うとメンタルの不調を招く前のサイン・兆候は少しずつあったなって思う。
それはほんの些細なことなんだけど。
例えば、
- 普段付けている少し重い時計ではなく、別の軽い時計を付けたくなった
- 音楽があんなに好きなのに、朝電車で聴きたいと思わなくなった
- 服装(スーツ)に無頓着になっていった
とか。
憶測なんだけど、時計の話は、たぶん少しでも自分に対する負荷を軽減したい表れだったのかもしれない。着心地の悪いなって思うシャツをもっと着たくなくなったりとかもあった。
朝音楽が聴けなくなったのは、音楽を楽しむ余裕がなくなっちゃったんだろうなきっと。
服装についても、気にする余裕がなくなって、仕事に対してプラスαのエネルギーを使うのがしんどかったからかも。
自分のバロメーターを知っておくと、自分で気がつける
ぼくの場合、上記のような事象が自分のメンタルの調子を表すバロメーターであり、ストレスを感じてることを知る術なんだと思う。だからそういう症状?がでたら、あ、気をつけようって思えるようになった。
もちろん、メンタルに変化がおきるほどストレスを溜め込まない、ストレス過多な環境にいないようにする、というのが一番なんだけど、それでも気づかず走り続けてしまう人はいるもので。
だからこそ自分のバロメーターを知っておくことが大事なんだと思う。
それがわかっていれば、別の場面でも兆候が見えたときに、私が危ない!と対処する心の準備ができるしね。
さいごに
生きていればメンタルがつらいこともたくさんある。だからこそ、自分からのサインを見逃さずに、限りある時間を楽しく過ごしたいものですね。
ちなみにぼくはいま、朝電車で音楽を聴くことができています。(たまにできない時もあるけど。)