先月末、ぼくに家族が増えました。
というのも、ぼくの子どもということではなく姉夫婦に子どもが生まれました。
甥っ子です。
先日、ちょうど姉が退院するということで、奥さんと一緒にぼくの実家に甥っ子に会いに行きました。
そこにはほやほやの生まれたばかりの赤ちゃんがいました。
赤ちゃんにあまり接したことがない
実はぼくはこれまであまり赤ちゃんと接したことがありませんでした。
家系図的にもいままでぼくが一番下でしたし、いとこも子どもがいなかったり、いても遠くに住んでいて、あまり赤ちゃんと会う機会というのがなかったんですね。
今年幸運にも義理の姉夫婦にも子どもが生まれました。その時にも会いに行ったのですが、すごく久しぶりに赤ちゃんを目の当たりにして、まさに未知との遭遇という感じでした。そういう時、頭の中には『こんにちはあかちゃん』が流れるんですね。
なので、この前甥っ子にも会ったときもまだまだ慣れなくて、「ああこれが赤ちゃんか〜」なんて思っていました。
子猿みたいだけど、ちゃんと息をして、手足があって、あっ爪もあるんだなって。
赤ちゃんとその周りのオトナ
印象的だったのは、姉の旦那さん(ぼくの義兄)が赤ちゃんが寝ているベッドの横に座って、ずっと眺めてるんですね。やさしい眼差しで。
彼は自分の子どもが生まれたことの喜びもあるでしょうが、きっとそれと同じくらいいろんな想いを抱いてるんだと思いました。
どんな子どもに育つのか、はたまた自分に子どもを育てることができるのか、そんな不安や責任感もあったと思います。完全に憶測ですけど。
そうしてよく言うのが、赤ちゃんが生まれることでいろんな想いや考えさせられ、人として一歩大人になり、そして親になるんですね。(親になったことがないのでわかりませんが)
あと、じぃじ・ばぁばになった自分の親を含めて、みんなが赤ちゃんの一挙手一投足に笑顔になりますよね。
おとなしく寝ていれば褒められ、泣くだけで褒められ、うんちしても褒められ、手足が動くだけで褒められ、皆笑顔になります。こんな現象はうちに犬が来た時以来だと思います。(あぁぼくもこんなに褒めて甘やかされたい、なんて羨ましく思ってしまうほどに。)
そうやって、みんなに迎えられて君は生まれてきたんだねぇ、と思うとおじさんは涙がでそうになります。
おそらく、自分の時もそうだったのかもしれません。祖父母は他界してもういませんが、みんながこうして自分を囲んでくれていたのかなあと。
さいごに
人は、生まれながらにして支えられて生きてるんですね。
そんなことを30を前にしてあの小さな赤ちゃんから教わりました。
赤ちゃんは、尊いです。(かわいい)