先日はじめてシルクスクリーンをやりました。
興味はあったものの、なかなかやれる機会がなかったのですが、いいタイミングで開催されていたので思わず参加。
これがね、思ってた以上に楽しくて、感動しました。
シルクスクリーンとは
そもそもシルクスクリーンとは。
シルクスクリーン(Screen printing)は、孔版画の技法の一種であり、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版画の版を製版し、印刷する技法である。
ってやつです。昔は版にシルク(絹)を使ってたみたいだけど、いまは耐久性からポリエステルやナイロンが使われていて、それでもシルクスクリーンと呼ぶみたいです。
ワークショップに参加しました
今回ぼくは渋谷・表参道にあるThe Local Coffee Standで、Tシャツやトートバッグにお店のロゴをシルクスクリーンで印刷しようっていうワークショップに参加してきました。
版はあらかじめ先生が作ってくれていて、ぼくらは好きな色を選んで、好きな箇所にその版を置いて、上からインクを刷るというもの。
この時インクで使ったのは顔料で、そういやはじめて顔料と染料の違いを知りました。
厳密にはもっと違いがあるんだけど、かなりざっくり言うと、布に使う場合、
- 顔料…布に染み込むのではなく、表面に載るイメージ。そして熱を加えることで固着する。
- 染料…文字の通り染み込むもので、なので布を裏返してもその色がうつっている。
今までこの二つの違いについて深く考える機会がなかっただけに、へ〜〜っと。
話が逸れたけど、ワークショップといっても道具やインクは用意してもらっていて、ぼくは何をするかというと、インクを版に載せて、スキージーと呼ばれるヘラを滑らせて版のうえにインクを通過させる工程をやりました。(あと最後に固着のためのアイロンがけもだ)
このスキージーを滑らせるのが上手く刷るミソみたいで、角度や滑らせるスピードによってインクが薄かったり、滲んでしまうようでした。
参加者の中でぼくは一番最後にやったので、前の方の失敗と成功を分析して、それに加えて持ち前の慎重さ(気の小ささ)を活かして臨んだところ結構うまくいきました。
出来上がり
出来上がりがこんな感じ。
すごくキレイ!!こんなにクッキリと刷れるんだ!!とかなり感動しました。
プリントの出来の良さに加えて、それを自分の手で刷ったという体験にめちゃめちゃ達成感と喜びがありました。
あまりに嬉しくで思わず無理を言って追加でもう一つ作らせてもらいました。
黒×金インクもまたカッコいい!
モノづくりは楽しい
プリントというと専門業者に発注しないといけないと思ってたけど、こうやって自分で作る方法もあるんだなーと。
このワークショップに参加した理由でもある、ぼくのなんでもDIYしたい欲を見事に満たしてくれました。
【参考記事】
モノに印刷するというシンプルなことなんだけど、そこに自分の手でやるっていう要素が加わるだけでこんなに一気に満足度があがるとは。
今回素材はTシャツとトートバッグだったけど、版さえあれば、好きなものの好きな位置に好きなだけプリントができると考えると、夢が広がりますよね。色んなものに刷って自分だけのアイテムを作りたくなりました。(版を自分で作るのが大変なんだけど)
さいごに
やっぱり自分の手で何かを作り出すって、モノづくりって楽しい!工程がちょっとだけでも楽しい!
お手軽に自分だけのアイテム作りができるシルクスクリーン、もし機会があればやってみることをオススメします!
参考
いまだと、ネットで習い事やワークショップを探せるみたいです。気軽にサクッとやれちゃうのはいいですね。