最近このRed Bullの記事を見て、UKジャズというシーンに興味を持ちました。記事についての記事っていうのもおかしいけど。
新世代UKジャズ ベストアルバム 21枚 | アンダーグラウンド | 2018 | イギリス | リスト
そもそも、ぼくはジャズに全然詳しくないです。良し悪しもそんなにわかりません。
「あーこれなんかかっけー!」とか、「聴いててノリノリだー!」とか、「オーセンティックなバーで流れてそうでオシャレ〜!(行ったことはない)」くらいのレベルで話しています。
自分の中のジャズのイメージ
ジャズというとやっぱりアメリカのイメージあります。
マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンとかなら名前を聞いたことがあるし、もちろん日本にもジャズミュージシャンの方はたくさんいるとおもいますが、どこから手をつけていいやらという感じです。
あとジャズってなんか敷居が高いイメージがありますよね。玄人なジャズおじさんがハイエンドオーディオの前で小難しい顔して「なるほど…」とか呟きながら聴いてそうとか。
ぼくとジャズのつながりというと、ヒップホップを聴いていたので、ブラックミュージックのルーツの一つだからジャズも聴くべし!的なヒップホップエデュケーションのもと、少し齧るくらいはしました。
あと父親が昔ジャズが好きでレコードを集めていたそうですが、ぼくが物心つくころには大半は処分されていました。(それらが残っていたらぼくもジャズエリートになっていたのか)
なので冒頭にも書いたように、なんとなーくわかるようなわからないような、というのが正直なところです。
UKジャズという新しいジャズシーン
そんな中であったのがこのRed Bullの記事です。
UKのジャズに焦点を当てた記事なんですけども、どうにもイギリスのジャズっていうのが様々な音楽ジャンルを取り込みながら独自に進化?しているという内容。
イギリスの音楽っていうと、ロックやブリットポップはもちろん、レゲエやダブ、それらをルーツとするパンクだったり、ジャングル、ドラムンベースやグライムといったダンスミュージックなど。
それらを巻き込んで魔改造されたジャズがあるというと、めちゃめちゃ楽しそうじゃないですか?
ぼくが好きなメタル、ハードコア系の音楽もやっぱりシーンとして大きいのはアメリカなんですけど、イギリスって国民性なのか、同じジャンルの音楽でもストレートなUS産に比べて少し捻くれてるというか、一癖あるアーティスト、バンドが多い印象です。それがまたぼくは好きだったりするのですが。
今回のUKジャズについても同じような感覚だと思っていて、オーソドックスなこれまでのジャズに比べて、独自路線を歩んでるUKだからこそジャズ新参者のぼくでも、少しハードルが下がって触れてみようかなと思えるわけなんですね。
「〇〇(ジャンル名)に影響を受けている」「××(アーティスト名)を彷彿とさせる」と聞くと、実際どの部分がそうなのか正直わかんないんだけど、それだけでとても身近に感じることができます。
それにジャズ・ミュージシャンたちもぼくたちが普段聴いているような音楽からインスピレーションを受けているという事実が、自分のなかの世界が繋がったようで嬉しくなります。
とりあえず聴いてみよう。
この記事で紹介されているアーティストで、気になった人から聴いていっている感じです。なんとなくですが、オーソドックスなジャズよりも現代的というか、ストリートな雰囲気を感じるものが多くて聴きやすい感じがしますね。もっともっとそのアーティストの背景とか、影響を受けた音楽の知識があるとおもしろくなりそう。
※記事内で紹介されているUnited Vibrationsはband campで投げ銭(Name Your Price)で音源が出てたりするので、ストリーミングサービスを利用していなくても無料で手に入るのでおすすめです。
Galaxies Not Ghettos | United Vibrations
さいごに
ジャズってなんか小難しくてよくわからないイメージがあるけど、こうやって新しいジャズシーンができていくことで、ヒップホップなんかのサンプリングミュージックにドバドバすばらしい素材を提供されていって、将来的にいいビートが生まれていくことでしょう。
現在進行系でそんなダイヤの原石となる音楽が生まれていくのはとても喜ばしいことだと思います。
ああ、音楽は繋がっていくな〜。