黙っていても朝がくる

好きなモノにかこまれて生きていきたい。そんなアラサーが身の丈にあったかっこいい人生を夢見て、コーヒーとか音楽とか、あれこれ好きなものについて語っているブログ。

夏休みの予定が決まっていない学生さん、お遍路はどうでしょう

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今年の夏のように暑くて、焼けるようなアスファルトの匂いがすると、学生のときにしたお遍路のことを思い出します。

もし学生の人でまだ夏休みの予定が決まってないとか、旅したいけど行き先が決まってないとかなら、お遍路は結構オススメなので選択肢に入れてみてほしいと思います。

ということで、今回はお遍路の旅のお話。

 

 

お遍路とは

ぼくは大学3年の夏にお遍路をしました。期間はたしか10日ほどだったと思います。

そもそもお遍路とは、四国四県にある弘法大師(空海)のゆかりのある88ヶ所の寺院を巡って御朱印をいただく旅です。起源は真言宗の僧による修行、信仰の意味合いがあったのですが、それが段々と民間にも広まっていった感じですかね。いまではある種のアクティビティになってますね。お遍路のルートになっている町にはお遍路さん用の案内が立ってたりと文化が根づいてることが伺えます。

昔は政治家の菅直人なんかが白装束を着てやったりしてましたよね。(古い?)

 

ほかにもここに詳しく載っていますのでぜひ。

四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ

 

お遍路にもいろんなスタイルがあって、全部歩きで回る人もいれば、自転車やバイク、車で回る人もいます。お遍路バスツアーなんかもあって、移動は全部バスでお寺に着いたらヒョコッと出てきて御朱印をもらいに行くなんでことも。

ちなみにぼくはほぼ歩きでいきました。(ちょっとだけバスとか使った)

歩きで八十八ヶ所まわろうとするとだいたい40日くらいかかるそうです。

 

お遍路をしようと思った理由

なぜぼくがそのお遍路をやったかというと、もともと海外をバックパッカーで旅をするのが好きだったんですけど、日本でもそういうスタイルで旅がしてみたくて。それに寺社や民間信仰に興味があったし、コースも決まってるのでこりゃイイぞと思って挑戦したのです。

なので、お遍路は真言宗の修行なのですが、ぼく自身に宗教的な目的があったわけではないのです。(もちろんリスペクトはありますけどね)

お伊勢参りとか御朱印集めもそうですけど、せっかく日本に生まれて、古くから伝わるこうした信仰をベースに広まったアクティビティがあるのなら、ぼくみたいに宗教的なバックボーンがないからこそ、そうした文化に身をもって触れてみたいと思ったのです。

 

学生にお遍路がおすすめなワケ

この旅が結構面白くって、とにかくいろんな体験をしました。そういう意味でも、若くて体力がある学生の時にお遍路をするのはおすすめだと思います。

1日のほとんどをただひたすらストイックに歩き続けるっていう、今じゃ考えられない特殊な生活でした。放って置いても自分と向き合いますね。でも関東で生まれ育ったぼくにとっては、地方の田園風景が新鮮で、自然を感じながら歩くのがとても楽しかったですね!

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▲「THE 日本の夏」だ〜

 

初めて宿坊といって朝晩お勤めのオプション付きのお寺に泊まったり、それに野宿もしました。(四国にはお遍路さん用の休めるスペースがいくつもある)

めちゃ綺麗な海でプライベートビーチばりに一人で海水浴をしたり、木陰のない炎天下を歩いて初めて生命の危機を感じたりしました。

四国にはやっぱりお遍路文化が根付いていて、お遍路さんとわかると地元の人がすごく話しかけてくれるし、お遍路さん同士が仲良くなったりもします。

昔ながらの民宿で、お風呂で汗を流した後、地元で採れたもので作ったご飯を食べる時なんかこれが幸せか…っ!て感じでしたからね。

 

旅を通して、自分のこと、人のこと、人生のこと、将来のこと、といろいろ考えさせられることが多く、これが修行でありお遍路の本質を感じられた気がします。

あと余談ですけど、お遍路をしたというと話のネタにも結構良くて、歳上の人にウケがいいです。

 

お遍路をするときに注意することも!

けど、もしお遍路をするなら意識して注意するべきことも!しっかり事前の準備をして安全な旅をしてください。

 

お遍路のルーツ、マインドを理解する

まず御朱印を集めて巡ることが主なアクションなんですけど、決してスタンプラリーなワケじゃないですぜ。

お遍路のルーツは修行であり、お寺の方々もそのために御朱印を書いてくださるので、お遍路のマインドを理解し、リスペクトを持って実行するべきと思います。

まあ無宗教な自分が言うのもあれなんですが、白装束と杖と笠を持った以上そこは意識しました。今後、お遍路文化を継承していく意味でもそこは大事だと思います。

 

人に迷惑をかけない

お遍路さんだと地元の人たちがすごく親切にしてくれるのですが、だからといってなにやってもいいわけではないです。人様に迷惑をかけないのは超当たり前です。

自分は男だったんで野宿とかしてましたけど、いくら日本とはいえやっぱり女性は気をつけた方がいいと思います。犯罪や事故に巻き込まれないよう注意しましょう。

それに夏に歩きや自転車でお遍路をするなら、熱中症対策は必須です。炎天下のなかアスファルトのうえを歩き続けるのは想像以上にハードなので、水分と休息には気をつけましょう。

室戸岬に向かって一切日陰のない海岸線を歩いている時に持ち水がなくなったのですが、近くにコンビニや自動販売機がなかった時は本気でヤバイと思いましたね。幸いにも途中で工事現場のおじさんにお願いして水を売ってもらおうと声をかけたら、快く無料でくれました。おじさん、あの時はありがとう…!

 

意外とお金がかかる

お遍路は意外とね、お金がかかりました。

主な支出は宿泊費ですね。やっぱりここは日本なので、東南アジアみたいに何百円、数千円で泊まれる宿なんてなくって、なかなか年季の入った民宿でもそれなりの値段がします。

全部野宿で済ませば結構宿泊費も浮くんですが、どうしても野宿が続くと疲労が溜まってくるので、たまに民宿やビジネスホテルに泊まったりして体力回復が必要になります。そうなると長期でお遍路をするとなると意外と旅費がかかったりします。

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▲宿泊費をかけても、地元のお宿に泊まるは楽しい。書生になって下宿してるみたいで和室最高。

さいごに

それでも、やっぱりお遍路やったあの夏はとても印象的で思い出深いです。

もし夏の予定が決まっていない学生にはお遍路は旅がおすすめです。海外にバックパッカーするのもいいけど、国内で文化を感じられる旅をするのも面白いですよ。

自分探しってことで海外に行く人もいますけど、お遍路もかなり自分探しに役立つと思いますよ。ぜひ選択肢に入れてみてほしいと思います。

 

とはいえぼくがやった時は10日と短くて、まだ徳島県を出て高知県の一番はじめのお寺、二十四番札所の最御崎寺までしかいけませんでした。

なので今後の目標としては、人生の節目節目にお遍路を続けていけたらいいなと思っていて(「区切り打ち」って言います)、一生かけて四国を一周したいと思います。

また旅に出たいなあ。(今度は少し涼しい季節に…)